くしゃくしゃと頭を撫でてやると、カイトは嬉しそうに笑った。

 

 

ぷりーず!

 

 

「マスター。」

 

ぎゅう、と後ろから抱き着いてくるカイト。
顔を見ると、ものすごく笑顔で、すりすりと首筋に頭を擦り付けてくる。
なんとなく犬を思い出させる。

 

「大好きです、マスター。」
「ん……」

 

惜しげもなく言葉を紡ぐカイトに、照れくさくて生返事をしてしまった。
それでも嬉しいのか、マスター、と、嬉しそうに俺を呼んだ。
どこのカイトもこんなにべったりなのだろうか、なんてぼんやりと思いながら、カイトのほうに顔だけ向ける。

 

「カイト、あのさ」
「はい、なんですか?」
「俺の何処が好きなんだよ。」
「全部です!」

 

…そんなはっきり答えられると、声も出ねぇよ。

 

「マスター、キスしてもいいですか」

 

上から顔を覗き込むカイト。

質問には答えないで、カイトの頭を引き寄せて唇を重ねた。

 

 

 

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二人は何処でイチャついているのか。
通りすがりさんのリクエスト、所構わず(周囲に殴られる勢いで)ラブったカイマスでした。
リクエスト有難うございました!

かなり短くなっちゃったので、埋め合わせにカイト視点