「オイ、グラハム」
「ああ兄貴に名前を呼んでもらえるだけで俺もう駄目ッす止まんねぇ」
「おま 馬鹿お前暴走すんなぶっ殺すぞ」
「兄貴になら殺されてもいい」

 

俺に馬乗りになった状態で何を言うかと思ったらその目は死を覚悟しているというよりは俺に殺されることを望んでいた つまり俺に愛の告白をしていた

 

(にしてもこの展開ちょっと早すぎるんじゃねぇのかもっと順序ってもんを考えろ この馬鹿)

 

どうしようもなく呆れてしまったのでとりあえずこの状況は諦めることにした

 

 

 

その眼に惚れた