なんていうか、こういうふうに改まって書くとちょっと照れるかも
えーと、みんながこの手紙を読んでる頃には、俺はもういないと想います
俺はこうなったことを後悔なんかしてない…って言ったら少し嘘になるかもしれない
でも俺がいなくなったことで世界が守れたなら、それは嬉しいことだと思うんだ
だから、俺がいなくなっても悲しまないでください
どうか、笑って毎日を過ごしてください
できることなら、空を見て俺を思ってくれたらいいかな、なんて思います
どうかこの手紙が読まれる頃も、世界に空がありますように
ルーク・フォン・ファブレ
この手紙を読んだ瞬間思った事
「私達は彼を追い詰めた」
(そうだ彼はまだ子供だったのだ変わると言い出してからの彼が随分と大人びて外見と相応の行動をするようになったからと忘れていたのではないだろうか?本当はきっと泣いて大人に縋りたくて堪らなかったはずなのに彼を突き放したのは 私 なのだ)
被害者を加害者にした
御題作者:アヤさん