Vergil side

 

シャワーを浴びて出てきたらぐっすりとソファーで眠ってしまったダンテを見つけた

手近にあった毛布をかけてやったら身じろぎ、猫の鳴き声のような声を洩らした。

頬に指を滑らせると、確かな温もりを感じる。

静まった部屋の中でしばらくそうしているうちに、この部屋で聴こえた音のほとんどはダンテの声だったことに気付いた

 

気付かれないようにそうっと唇を重ねた

 

(お前に気付かれなくてもいい 愛しているよダンテ)

 

 

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ここのバージルとダンテの愛し方